スキューバダイビングのライセンスカード
スキューバダイビング発行されるダイビングライセンスカードの種類
ダイビングライセンスは正式には「certificate」の頭文字をとりCカード呼ばれています。いわゆるライセンス(免許)ではなくcertificate(認定証)になります。発行するのは民間の法人で一般的に指導団体と呼ばれている会社です。Cカードは指導団体が定めた講習を受講して、「この人は安全にダイビングを行う為の知識や技術を身につけています」という証明カードです。
Cカードは民間会社が発行しているもので国が発行しているものではありません。ダイビングの全盛期には日本でも40社以上のカード発行会社が存在しました。個人で発行している小規模なものから、大手企業がスポンサーになり運営していたり、セゾン=PADI日本信販=NAUI、YAMHA=単独カードなどなど。その他大手スポーツクラブもダイビングに参入していました。指導団体ではありませんがフジテレビがダイビングスクールをやっていた(委託事業)時代もありましたね。
時代に流れからダイビング指導団体も淘汰され紆余曲折を経て現在では大手指導団体と呼ばれるPADIやNAUIなどがやはり中心となり現在も活発な活動を展開しています。
冒頭にも紹介していますが各指導団体が「基準となる知識を有している」事を証明しているカードなのでそれぞればらつきが生じます。それを世界的に基準を合わせているのがWRSTCです。(WRSTCは最小限のコーストレーニング基準において国際的な一貫性を達成するための国際協力の組織です)NAUIはRSTCのチャーターメンバーでもあります。こうした世界中どこにいても通用するCカードがあたながダイビングを世界中で楽しむ時の証明書になるのです。