七夕ダイビングだよ
今日は七夕講習
みんなの願い事はなんだったのでしょうね?
海洋講習のイントロダクションは
スキンダイビング。
みんなでスノーケリングや素潜りでウォーミングアップ。
しっかりスキンをやるとスキューバはストレスレスで
講習の効率があがります。
ダイビング前のスキンでウォーミングアップは昔は当たり前の光景でしたよね。
講習での海の中は白濁しているものの、魚群は相変わらず濃い。
イシダイやイシガキダイ、ニシキベラやホンベラ達の産卵行動なんかも
観察しながらのミニツアーも実施しました!
そして二日目の日曜日
大勢でのダイバーで賑わう新井の浜
この日は少し東よりの風で水面はわしゃわしゃしていました。
水中も白濁で少し視界が悪く少し流れもでてきました。
最後のレスキュートレーニングを
残し、トレーニングを終え休憩。
沖から助けを呼ぶ声が聞こえ
振り向くと某団体のグループが救助要請。
すぐに救助活動開始し救助。
要救助者の方は搬送後意識を回復し
たそうです。 よかった・・・。
事故を目の当たりにしてしまった講習生の
みんさん。
動揺はひどかったものの落ち着いて
2本目のダイビングを開始
全てスキルを順調にこなし合格しました。
おめでとうございました!!
学科などで事故のお話もしますが
やっぱりどこか他人事。
誰しもが自分には無関係な話と思いこみます。
でも決して他人事ではないのですよ
だからこそ事故をおこさないために
しっかり時間をかけて学科やプール、海洋で
基礎を学んでもらうのです。
僕たちプロは講習生のみなさんが快適に安全に
ダイビングをしていただくためにリスクを最小限にとどめるために
自身の体にあったものの器材の推奨も強くお願いしています。
それは長年海に携わり海を知っているからこその
お願いでもあるんですよ。
もしこのブログをみていてダイビングを始めようかな?って
思われた方
ダイビングは誰でも簡単に海を楽しめるレジャーです。
でもリスクはあります。
ちゃちゃと体験ダイビングの延長のような気持ちでカードを取得しようかと
思われ方は今一度再考された方が賢明です。
山には山の海には海のルールが存在します。
ルールを守らなければ事故はおきます。
だからこそ「確かな知識」と、「それに伴う技術」、そして「高品質な器材」、「継続したダイビング活動」が
必要です。
これこそがダイバーの証なのです。
なんてあつく語りましたが目の前でおきたダイビング事故を
みて改めて自分自身も気を引き締めていかなといけないと
思うのでした。