初心者のためのダイビングスキル(保温)
雨があがりました
外はとってもいい天気です
今日はお店にひまわりが届きました。
外とお店の中に少しだけひまわりをさかせました
5月も中旬 あと少しすると陸上では衣替えですね。
ダイビングシーンでもドライスーツから早い人は
ウエットスーツに変更する人もそろそろいますね。
でもダイビングでは少し寒いかな・・・。
水温は2ヶ月遅れです。
海水の表面は暖かくても中に入れば「ぶるっ」と
します。
この「ぶるっ」が続くと後に大変ことになるかも知れませんよ。
僕の経験談。
その日の海水温は18℃。ドライスーツからウエットに変えても
外気は暖かいので超快適でした。フードを着たものの
ほぼ夏使用でダイビング。
快適だったのはエントリー直後のみ。
10分もたたないうちに身体が小刻みに震えだしました。
「うー寒ー」
それでもガイドを続け途中で震えを堪えながら
残圧を確認!
やばっ 予想通り残圧の早い事、早い事
普段なら100以上ある残圧は気がつけばもう70
水深25mで目的の写真を撮り再度確認すでに
残圧40
みんなは?あ100あるのね
でももう帰りますよ。
安全停止中はみんなの周りを回り
オクトパスで空気をぱくり
浮上!
ほんとかっこ悪い。
こんな大失敗も若い頃にはありました。
いまでもはっきりと覚えています。
完全にヒートロスです。
上がってきてそのままシャワーをしばらくあびて
暖かい白湯をとり落ち着きました。
二本目はその時はまだサーフィンもやっていたので
ワセリンをもっていたため体中に塗りまくり
なんとかクリアーできました。
これから暖かくなりスーツ選びに困る事も
あるでしょうが目安として21℃位になるまでは
ドライのほうが快適です。
陸上では熱いと感じるかもしれませんが
その時はぎりぎりまでまって着ればOK
水中で僕のように体温が奪われれば様々な
問題が出てきます。
筋肉がかじかみ力がはいらない
思考が混沌とする
記憶力にも問題が出てきて体温喪出による
緊急事態「ハイポサーミア」となります
とにかく震えが始まったら直ぐに水から上がり
回復するまで待ちましょう。
水温に応じたスーツの選択
身体に合ったフルオーダーのスーツを着る
水温に応じてグローブ、フードなどを着用する。
これでヒートロスは解消されます。
気温が高いからと思いあなどってはいけません。
水中では想像以上に体温の喪出は早いですよ。